享保元年、八代将軍吉宗の時代、現在の三条京阪の付近で腰掛茶屋を開いたのが始まりとされる『美濃吉』。
江戸時代後期、京都所司代より認可を受けた川魚生州(いけす)8件のうち一軒であり、『竹茂楼』では現在も鰻蒲焼などの川魚料理を名物とし、懐石に取り入れている。小さな滝や小川のある竹林の庭は山里を感じさせる落ち着いた雰囲気。数寄屋造りの本館、合掌造りの別館の設計は、日本建築の重鎮、今里(杉山)隆氏によるもの。
四季折々の移ろいを見せる庭を眺めながら目にも舌にも美しい京料理をいただけば、きっと思い出に残るはずだろう。
インフォメーション
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江戸時代後期、京都所司代より認可を受けた川魚生州8件のうち、現存する最後の一軒。手を掛け時間を掛けて職人さんが仕上げる「鰻源平焼き」は名物のひとつ
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日本建築の重鎮、今里(杉山)隆氏の設計による数寄屋造りの本館、合掌造りの別館がある。少人数向けのお座敷から結婚式にも使える大広間もあり、目的に合わせてお部屋を選べる。
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お献立は昼、夜ともに懐石コースのみ。旬の素材を使った美しい京料理の数々に、思わず感嘆の声を挙げてしまいそう。
基本情報
名称 | 京懐石美濃吉本店 竹茂楼 | フリガナ | キョウカイセキミノキチホンテン タケシゲロウ |
住所 | 京都市左京区粟田口鳥居町65 | TEL | 075-771-4185 |
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その他詳細
営業時間 | 平日 11時30分~14時(入店は14時まで)/17時~22時(入店は19時30分まで) 土日祝 11時30分~22時(入店は19時30分まで) |
定休日 | 無休 |
駐車場 | 7台 | 座席 | 15部屋(2名~90名) |