韓国と日本の伝統美を融合させた韓国伝統茶や薬膳料理の茶房は、京都室町で270余年続く帯問屋・誉田屋源兵衛の1階にある。オーナーは十代目山口源兵衛さんと沈娟卿(シム・ヨンギョン)さん夫妻。「素夢子」とは素に戻って夢に遊ぶ人を意味するとか。分厚い扉の内は別世界。アジアを思わせる空間はなぜか懐かしい。柿渋で染めた麻のポジャギがかすかに揺れ、ほどよい光とあかりにBGMが溶け合って、心がほどけていくのがわかる。おすすめは伝統茶の味と香りが凝縮された「十夢母茶」。「素夢子御膳」「お粥」などの薬膳料理もあり、ランチには「精進ピピンパ」「素夢子カレー」も人気。器や布も販売している。
インフォメーション
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10種類の薬草を4、5時間かけて煎じた「十夢母茶」は、伝統的な蒸し菓子「薬飯」とともにいただく。
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かぼちゃ粥・松の実粥・黒ゴマ粥 各1,000円。野菜の小皿と梅干が付く。とろりとした食感を楽しみたい。
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素夢子御膳1,500円。旬の素材や京野菜を用いた伝統的な韓国宮中料理。バランスよく多様な味を楽しめる。
基本情報
名称 | 素夢子 古茶家 | フリガナ | ソムシ コチャヤ |
住所 | 京都市中京区烏丸三条西入ル | TEL | 075-253-1456 |
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その他詳細
営業時間 | 11時~21時 L.O.20時半(ランチ11時~15時/ディナー 17時~20時) | 定休日 | 水曜日 |
駐車場 | なし | 座席 | ~55名様 |