弘化4（1847）年より暖簾を守り続ける、日本唯一の金平糖専門店、緑寿庵清水

「蜜掛け10年、コテ入れ10年」――。レシピがなく、技術の習得に20年かかるといわれる金平糖作り。熟練の職人がその時々の天候、気温により変化する金平糖の結晶具合を常に見極め、1種類につき16～20日間かけて手作りする。
現在はフルーツやトマトから素材を厳選し、最も技術を要する赤ワインやチョコレートなどの「究極の金平糖」まで約50種類もの金平糖を作り出している。いずれも驚くほど風味豊かで、ひと粒口に入れると奥行きのある風味を感じられるはず。結婚や出産などお祝いの場にもふさわしい、とっておきのお菓子だ。