約130年前に建てられた西陣の町家『冨田屋』。
昔ながらの風習や生活様式を今なお受け継ぎ、国の登録有形文化財の指定を受けたことを機に『西陣くらしの美術館』として一般に公開している。
町家ならではのしつらえや工夫、暮らしぶりを、体験しながら学べるのが魅力だ。お着物体験やお茶席体験では、立ち振る舞いや礼儀・作法など〝心を尽くす〟ことに重点を置いている。こちらのご主人は、冨田屋の十三代目・田中峰子さん。書籍やメディア、講師など幅広い活動で、古き良き時代の生き方を伝えている。
インフォメーション
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呉服商の厳しい目で選んだ正絹の極上品から好きな着物を選び、着付けのコツや美しく見える立ち振る舞いを学ぶ『お着物体験』。足袋または白い靴下を持参のこと。なるべく衿の開いた服装で訪れるとよい(ハイネック不可)。
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『お茶室体験』は茶室『楽寿』にて。丁寧に作法を教えてもらえるので、茶道の経験がない方も安心。京町家ならではのしつらえも勉強になるはず
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冨田屋のお茶会で、点心として出されていた伝統のお弁当を復元した『いけずのぶぶづけ弁当』。文化財の一室で、明治時代の器を使っていただくことができる(1日20名まで)。
基本情報
名称 | 西陣くらしの美術館 冨田屋 | フリガナ | ニシジンクラシノビジュツカン トンダヤ |
住所 | 京都市上京区大宮通一条上ル | TEL | 075-432-6701 |
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その他詳細
営業時間 | 9時~17時(予約受付) | 定休日 | 無休 |
駐車場 | なし(バス用のパーキングは有) |