延暦14年(795)、垣武天皇の命により、藤原冬嗣が官営市場東市・西市の守護神として創建。
源氏物語など多くの古典文学にも描かれ、歴史にその名を残す。地元では「いちひめさん」の愛称で知られる。祭神がすべて女神(神大市比賣命、多紀理比賣命、多岐都比賣命、市寸嶋比賣命、下光比賣命)であることから「女性の守り神」とされ、良縁・子授け・安産などにご利益があると信仰されている。とくに「女人厄除け」の神社として有名。
境内にある天之真名井(あめのまない)の水は歴代天皇の産湯に用いられ、現在では願い事がひとつ叶う「一願成就の井戸」として若者に人気。
インフォメーション
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境内奥にある「天之真名井(あめのまない)」。絵馬を掛け、天之真名井の神水を飲んで手を合わせると、願い事がひとつだけ叶うと伝えられる。
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幸運を招く願いが込められた「姫みくじ」(一体600円)。いつの頃からか願い事を書いて天之真名井の上に置く人達が増えてきたという。
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厄除けの前に手を清める。「瀞(すがすがしい)」とは「清」、「浄」の文字が組み合わさった文字で「自分の心をすがすがしくしなさい」という意。
基本情報
名称 | 市比賣神社 | フリガナ | イチヒメジンジャ |
住所 | 京都市下京区河原町五条下ル一筋目(市姫通)西入ル | TEL | 075-361-2775 |
その他詳細
拝観時間 | 7時~18時 | 休 | 無休 |
拝観料金 | 無料 | 駐車場 | なし |
その他写真一覧
マップ&アクセス
■アクセス
・京阪「清水五条」駅下車 徒歩5分
・地下鉄烏丸線「五条」駅下車 徒歩10分
・市バス「河原町五条」正面 徒歩3分