正式名称を『大黒山金剛寺八坂庚申堂』といい、大阪四天王寺庚申堂、東京入谷庚申堂(現存せず)と並び日本三庚申のひとつとされ、日本最初の庚申信仰発祥の地とされている。
境内のいたるところにくくりつけられているカラフルな人形のようなものは〝くくり猿〟と呼ばれ、御本尊・青面金剛のお使いであり、お守りや魔除けなどとして親しまれている。くくり猿に願い事を託して吊るし、欲をひとつ我慢することで、願いが叶うのだそう。
また寺では難病奇病を封じ込める「コンニャク祈祷」、下の世話にならない「タレコ封じ祈祷」など、独特の祈祷も行っている。
インフォメーション
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本堂には御本尊の「青面金剛」を安置。病気や災難の消滅をはじめ学業成就、商売繁盛などの御利益がある。
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境内の中央には、なで仏として知られる賓頭盧尊者(びんづるそんじゃ)の木像がある。例えば頭痛なら頭など、願うところをなでて拝むと良いそう。
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正門の屋根にもさり気なく〝見猿・言わ猿・聞か猿〟の三猿が。
基本情報
名称 | 八坂庚申堂 | フリガナ | ヤサカコウシンドウ |
住所 | 京都市東山区金園町390 | TEL | 075-541-2565 |
その他詳細
拝観時間 | 9時~17時 ※行事期間によって変更有 | 休 | 無休 |
拝観料 | 無料 | 駐車場 | なし |
その他写真一覧
マップ&アクセス
■アクセス
・京阪電鉄「祇園四条」駅下車 徒歩 14分
・阪急電鉄「河原町」駅下車 徒歩 14分
・京都市バス【204】【206】【207】【特207】系統「清水道五条坂」下車徒歩10分 八坂の塔のすぐ西側に位置