明治元年、明治維新のために倒れた志士の霊を慰めるため、明治天皇の発案で創建された『京都霊山護国神社』。
後に大東亜戦争戦没者の霊も祀られるようになり、境内には兵士たちが使用していたとされる鉄兜や銃なども置かれている。この神社の大きな特徴として知られているのが、坂本龍馬や中岡慎太郎、桂小五郎(後の木戸孝允)らの墓があること。境内に向かって右手にある入り口から急な坂道を上っていくと、小高い丘の斜面に沿って実に1356名の志士たちの墓標が並んでいる。
隣接する霊山歴史館(入館料500円)では龍馬の遺品や当時の文献が展示されている。
インフォメーション
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向かって左が坂本龍馬、右が中岡慎太郎の墓。墓の周囲には願いごとやメッセージが書かれた瓦がズラリと並んでいる。
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1864年、三条木屋町の旅館・池田屋で起こった〝池田屋事変〟で新撰組に命を奪われた志士たちが眠る墓。
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桂小五郎(後の木戸孝允)の墓。隣には京都の芸妓で彼の妻でもある幾松の墓が。
基本情報
名称 | 京都霊山護国神社 | フリガナ | キョウトリョウゼンゴコクジンジャ |
住所 | 京都市東山区清閑寺霊山町1 | TEL | 075-561-7124 |
その他詳細
拝観時間 | 8時~17時 | 休 | 無休 |
拝観料 | 境内無料/霊山墳墓・大人300円、小中学生200円 | 駐車場 | なし |
その他写真一覧
マップ&アクセス
■アクセス
・京阪電車「祇園四条」駅下車 徒歩17分