雑誌やテレビでたびたび取り上げられる京の甘何処『文の助茶屋』は、明治時代の落語家・二代目桂文之助が引退後に創業したという。
上方芸人の粋と昔ながらの風情を残す店は、現在は八坂の塔の近くに移転し、なじみの客や観光客を迎えている。創業以来の名物である甘酒や、やわらかな舌ざわりとコシのある食感のわらびもちを始め、抹茶パフェ(平日限定)など人気メニューが豊富に揃う。店の庭先のイスに腰かけると八坂の塔が見え、京の風情を楽しむのに最高のロケーション。
東山を散策した帰りには、ぜひ立ち寄りたい。
インフォメーション
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わらびもち、抹茶アイス、白玉とあんこ、きなこプリン。文の助茶屋の人気メニューを少しずつ盛りつけた「和(なごみ)プレート」(850円)。至福のひとときを楽しめる。
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甘酒とわらびもちのセット「京好み」。甘酒の語源は、「尼が好む酒」=「尼酒」だという。北政所が建てた高台寺の帰りに味わってみたい。名物のわらびもちも絶品。
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店内には歌舞伎役者の千社札や色紙がいっぱい。南座の役者が休憩時間に通ったという。創業当時から残る看板や古い道具をながめながら、タイムスリップするのもいいのでは?
基本情報
名称 | 文の助茶屋本店 | フリガナ | ブンノスケチャヤホンテン |
住所 | 京都市東山区下河原東入八坂上町373 | TEL | 075-561-1972 |
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その他詳細
営業時間 | 10:30~17:30(L.O.17:30) | 定休日 | 水曜日(正月・祝日・シーズン中は営業) |
駐車場 | なし | 座席 | 37席 |