伏見の酒造りと日本酒の歴史を伝える資料館、月桂冠大倉記念館

京都伏見の酒造りや日本酒の歴史・文化を紹介する酒の資料館。月桂冠が明治期（1909年＝明治42年）に建てた酒蔵を改装し、資料館として開設した。酒造りの現場で実際に使われた伝統的な酒造用具類約400点が、酒造りのプロセスに沿って展示されている。江戸期の酒造りを描いた絵（複写・拡大）も公開されており、各酒造用具がそれぞれの工程でどう使われたのかを知ることができる。館内には酒造り唄が流れ、かつての酒蔵の雰囲気漂う中で観覧が楽しめる。見学後はロビーで吟醸酒などのきき酒ができるのがうれしい。