桂小五郎(木戸孝允)と芸妓・幾松の寓居として長州藩控え屋敷の佇まいを受け継ぐ料理旅館。
本館2棟は国の登録有形文化財に指定されている。木屋町の門をくぐり路地を進むと、往時にタイムスリップしたかのようだ。新撰組に何度も斬りこみをかけられた「幾松の部屋」には仕掛け天井や抜け穴があり、危険と背中合わせで暮らした二人の緊張感まで伝わってくる。選び抜かれた京野菜、近海産の魚貝など、旬の食材をふんだんに用いた本格的な京会席料理は、目にも鮮やかで滋味豊か。細やかで洗練されたサービスもうれしい。
東山を望み、川風に吹かれ、涼味あふれる京料理を味わう川床は、五感を目覚めさせてくれる。
インフォメーション
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趣向を凝らした座敷で地元産の素材をふんだんに使った「京会席」を堪能できる。
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夏の京会席はこの時期においしさを増す鱧を中心に展開する。器ともども涼味を味わい尽くしたい。
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「幾松の間」には木戸の墨蹟をはじめ、歴史的に貴重な品が並び、食事の前に見学もできる。
基本情報
名称 | 上木屋町 幾松 | フリガナ | カミキヤマチ イクマツ |
住所 | 京都市中京区木屋町通御池上る | TEL | 075-231-1234 |
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その他詳細
営業時間 | 昼食11時半~15時 L.O.13時半/夕食 17時半~22時L.O.19時半 | 定休日 | 無休 |
駐車場 | なし | 座席 | ~140名様 座敷9室(2~80名様 ※椅子席~60名様)/納涼床~100名様(椅子席~80名様) |