菅原道真を「天神」として日本で最初に祀った神社であることから、「天神信仰の発祥の神社」といわれている。道真の乳母とされる多治比文子(たじひのあやこ)が、大宰府で亡くなった道真の霊を祀るために小さな祠を造ったのが始まり。
社伝によれば、文子が天神となった道真から「現在の北野天満宮の地に祀ってもらいたい」と託宣を受けたとされることから、文子天満宮は「北野天満宮の前身神社」と称されている。
現在の社殿は大正7年(1918)に造営されたもの。祭神として菅原道真を祀る洛陽天満宮25社のひとつ。
インフォメーション
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境内にある「多治比文子宣託の銅像」。「文子」と名の付く人が会員の「全国文子会」が建立した。
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この奥に祭神を祀る本殿がある。菅原道真や多治比文子にあやかって学業成就や良縁を願う参拝者が多い。
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神様とお香(幸)がふく(福)まれるお守り。ひとつずつ神職自ら心をこめて手作りしている。左が「縁結びね貝守り」で、右が「文子守り」。
基本情報
名称 | 文子天満宮 | フリガナ | アヤコテンマングウ |
住所 | 京都市下京区間之町通花屋町下る天神町400 | TEL | 075-361-0996 |
その他詳細
拝観時間 | 自由 | 休 | 無休 |
拝観料 | 無料 | 駐車場 | なし |
その他写真一覧
マップ&アクセス
■アクセス
・JR/地下鉄烏丸線/近鉄「京都」駅下車 北へ徒歩15分