天台宗の寺院であり、三千院、妙法院と合わせて天台宗の三門跡時院と呼ばれている。
皇室との縁も深く、江戸時代、大火によって御所が炎上した際には仮御所となり、これにちなんで「粟田御所」とも呼ばれている。敷地内は室町時代の芸術家・相阿弥が作ったといわれている「築山泉水庭」や江戸時代の庭師・小堀遠州作と伝えられる「霧島の庭」が広がり、季節ごとに味わい深い表情を楽しませてくれる。
また本堂にはご本尊「熾盛光如来(しじょうこうにょらい)」の曼荼羅、国宝の青不動画像(複製)、不動明王木像、薬師如来などが安置され、神聖な雰囲気を醸し出している。
インフォメーション
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小御所の近くにある渡り廊下に面して置かれた巨大な手水鉢、通称「一文字手水鉢」。豊臣秀吉が寄進したと伝えられている。
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ご本尊「熾盛光如来曼荼羅」が祀られている本堂。このほかにも国宝「青不動画像」(複製)をはじめ7体の仏像が安置されている。
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十二世紀末頃、親鸞上人によって植えられたといわれている巨大な楠。樹齢およそ800年。京都市登録天然記念物に指定され、青蓮院のシンボルになっている。
基本情報
名称 | 青蓮院門跡 | フリガナ | ショウレイインモンゼキ |
住所 | 京都市東山区粟田口三条坊町69-1 | TEL | 075-561-2345 |
その他詳細
拝観時間 | 9時~17時(16時30分受付終了) ※春・秋に夜間ライトアップを開催 |
休 | 不定休 |
拝観料 | 個人:大人500円/中高生400円/小学生200円 団体(30名以上):大人450円/高校生350円/中学生300円/小学生100円 |
駐車場 | 5台 |
その他写真一覧
マップ&アクセス
■アクセス
・京都市営バス【5】【46】【100】系統「神宮道」下車 徒歩3分
・地下鉄東西線 「東山」駅下車 徒歩5分
・円山公園から徒歩10分 知恩院北隣
※門前の大楠が目印です