明治17年の創業以来、豆にこだわってきた。
豆は栄養豊富な食品として現代でも注目されているが、平安時代から「魔滅(まめ)」と呼ばれて重宝され、節句や宮中の式膳にも供されるおめでたい食材なのだ。豆政の初代政吉がこの豆に五色に色づけすることを考案してできたのが、京を代表する「五色豆」。
最近ではバナナやミルク、コーヒーなどモダンな味を取り入れた新しいタイプのものも。そうかと思えばわさびピーナッツを考案するなど、あくまでも豆にこだわっている。甘党にも辛党にもいける、それが豆政のお豆なのだろう。
インフォメーション
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元祖「五色豆」を現代風にアレンジした「クリーム五色豆」。創業120周年を記念して販売された。ミルク、いちご、バナナ、珈琲、抹茶の五つの風味が楽しめる。箱入り630円。
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御所の近くにある本店は、大きな五色のちょうちんが目印。創業以来、京都市内のえんどう豆や丹波の黒豆、小豆、大豆を使い豆菓子一筋に取り組んできた豆の一流ブランド店なのだ。
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国産のきな粉を水あめで練り込んだお団子は、かわいいひと口サイズ。ついつい手が伸びるおいしさ。ブラックコーヒーとの相性もいい。12本入り420円からとリーズナブルなのもうれしい。
基本情報
名称 | 豆政 | フリガナ | マメマサ |
住所 | 京都市中京区夷川通柳馬場西入る六丁目264 | TEL | 075-211-5211 |
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その他詳細
営業時間 | 8時~18時 | 定休日 | 日曜日 |
駐車場 | なし |