豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が秀吉の冥福を祈るために開設した寺院。
秀吉と北政所が祀られている〝霊屋〟や、高台寺第一世の住職・三江紹益禅師が祀られている〝開山堂〟、重要文化財指定の茶室など貴重な建造物が多く残されている。開山堂の東西に広がる池を中心とした庭園は作庭家・小堀遠州によるもので、国の史跡・名勝に指定されている。春は枝垂れ桜が美しく、秋は紅葉の名所としても有名なため、一年を通じて各地から多くの観光客が訪れる。
またこの時期には夜間特別拝観が行われるので、日中とはひと味違う幻想的な風景が楽しめる。
インフォメーション
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白砂が美しい方丈庭園。枝垂れ桜の咲く春や、素晴らしい紅葉が楽しめる秋になると庭園がライトアップされる。
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伏見城から移築したといわれている千利休作の茶室(重要文化財)。内部の天井が竹で組まれ、その形が傘に似ているため〝傘亭〟と呼ばれている。
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秀吉と北政所を祀る霊屋。厨子内左右に秀吉と北政所の木像が安置され、北政所の像の約2メートル下には自身が葬られている。
基本情報
名称 | 高台寺 | フリガナ | コウダイジ |
住所 | 京都市東山区高台寺下河原町526 | TEL | 075-561-9966 |
その他詳細
拝観時間 | 9時~17時30分 | 休 | 無休 |
拝観料 | 600円(掌美術館を含む) | 駐車場 | 150台(有料) |
その他写真一覧
マップ&アクセス
■アクセス
京阪電車「祇園四条」駅下車 徒歩14分