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- 特別展『禅-心をかたちに-』
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京都国立博物館、臨済宗黄檗宗連合各派合議所、日本経済新聞社は、臨済宗・黄檗宗の宗祖、臨済義玄禅師の1150年遠諱と、日本臨済宗中興の祖、白隠慧鶴禅師の250年遠諱を記念する展覧会「禅-心をかたちに-」を京都と東京で開催します。
約千五百年前、達磨大師によってインドから中国へ伝えられたといわれる禅は、臨済義玄禅師によって広がり、やがて我が国に伝えられ、中世には武家をはじめ、天皇家や公家の帰依を受け、日本の社会と文化に大きな影響を及ぼしました。江戸時代に入ると、白隠慧鶴禅師をはじめとする高僧らにより民衆への普及が進み、現代においても禅は、多くの人々の心の支えとなっています。欧米では生活スタイルに「ZEN」の思想を取り入れている人々もいます。
本展では、臨済・黄檗両宗十五派の全面的な協力のもと、各本山や末寺、塔頭(歴代住持の墓をまつる子院、寺院内寺院)に伝わる高僧の肖像や墨蹟、仏像、絵画、工芸など多彩な名宝の数々を一同に集め、我が国における禅僧たちの足跡や禅宗の教えが日本文化に対し果たしてきた役割を紹介します。禅の真髄に触れる貴重な機会となるでしょう。
約千五百年前、達磨大師によってインドから中国へ伝えられたといわれる禅は、臨済義玄禅師によって広がり、やがて我が国に伝えられ、中世には武家をはじめ、天皇家や公家の帰依を受け、日本の社会と文化に大きな影響を及ぼしました。江戸時代に入ると、白隠慧鶴禅師をはじめとする高僧らにより民衆への普及が進み、現代においても禅は、多くの人々の心の支えとなっています。欧米では生活スタイルに「ZEN」の思想を取り入れている人々もいます。
本展では、臨済・黄檗両宗十五派の全面的な協力のもと、各本山や末寺、塔頭(歴代住持の墓をまつる子院、寺院内寺院)に伝わる高僧の肖像や墨蹟、仏像、絵画、工芸など多彩な名宝の数々を一同に集め、我が国における禅僧たちの足跡や禅宗の教えが日本文化に対し果たしてきた役割を紹介します。禅の真髄に触れる貴重な機会となるでしょう。
十五の本山に加えて末寺から塔頭まで、全国の六千を超える臨済宗・黄檗宗の寺院から、国宝「瓢鮎図」をはじめ多数の国宝・重要文化財を含む200点以上(予定)の寺宝を選りすぐり、京都と東京の2会場限定で開催。禅宗にまつわる代表的な名品で通覧できる貴重な機会となります。
鎌倉時代に禅とともに中国から伝来した水墨画は、のちに絵画の表現技法として定着し、日本絵画にとって不可欠なものとなりました。お茶を飲む習慣も、禅とともに伝わったもので、その後、日本の文化を代表する「茶の湯」へと深化しました。こうした日本文化に果たした禅の役割を、さまざまな美術品の展示を通じてご覧いただきます。
武田信玄や織田信長、豊臣秀吉などの戦国武将は、禅僧を心の師、学問の師、政治・外交のブレーンとして迎え、その指導を受けました。混迷の世に生まれたリーダーを陰で支えた知られざる禅僧たちの活躍に光を当て、肖像画や遺品を中心にご紹介します。
臨済宗・黄檗宗十五本山の僧侶による講話(講演会)や体験坐禅会を実施するほか、茶会などのイベントも開催。目で耳で、身体で直に「禅の心」を体験していただけます。